|
2005年10月3日(月)
〜 HP開設にあたって 〜 西山 昭彦 このたび、西山経営研究所のHPがスタートした。 最近、思うことはなにかの現象を式で表すということである。複雑な現象を主要な要素に分けてみれば、見やすくなる。それを式でという意味だ。 たとえば、企業業績は何によって決まるか。経営資源の組合せによって決まるともいえる。それをさらに集約し、業績を決める3つの要素をビジネスモデル×組織×人材と考えてみた。ビジネスモデルに必要な要素、組織の3つの経済、人材の3要素と、おのおのをさらに要素化すれば、完成する。所長のコラムでおいおい詳しく述べていくことになるが、最後の人材の実績は=スキル×やる気×方向性で表される。 あとは、スキルの形成はいかに、やる気はどうあがる、方向性はどうとるかが説明できればいい。それは、既存の学問で相当解明されている。たとえば、スキルはコンセプチュアル、テクニカル、ヒューマンスキルの3つである。スキルが伸びる3つの仕事は、ヘッドハンターによれば、新規プロジェクトの立ち上げ、関係会社出向、現地法人勤務である。 筆者の調査では、人はタフな仕事で伸びる、それは人事異動、初任配属、プロジェクトであり、そこで学ぶレッスンは、仕事の姿勢、周囲への対応、職務能力開発である。このとき、レッスンを学べるスキルとしては、深く客観的に考える、見出した意味を人に伝える、ひるまない精神力が必要である。 やる気について、個人のやる気がどうやってあがるかには、有名な理論が役立つ。マズローの欲求5段階(生理的<安全的<社会的<自尊的<自己実現的欲求の順に高度化)、ハーツバーグの衛生要因(達成、責任、成長などが、人間関係、給与、作業条件などの衛生要因より重要)、ハムナーの強化説(人は賞賛、報酬、罰で動く)、ローラーの期待モデル(自分でできそうだと感じる期待×その成果が価値をもたらすと感じる=動機づけの強さ)などである。 方向性は、どうやって成長が実現されるのかだ。ビジネスマンの成長=仕事(実行、分析)+教育(研修)+勉強+刺激的人物(モデル的人物)が私の持論である。 この式で成長しながら、4段階ステップアップを歩むのがビジネスマンのキャリア的な成長である。 5年目:職場で一人前になる 10年目:部門で認められる(人事異動、企画提案、多様な体験、ヒット出すことがポイント)。 15年目:全社的にみとめられる(社内・社外人脈、勝負をかける、ホームラン打つ、短期と長期目標の両立) そして、45歳までにベストキャリアを形成し、その後は3つのコースの選択(経営者、プロフェッショナル、転籍・転職・独立)でキャリアの最終段階に向かう。 このようなことを本シリーズでは、今後テーマ別に述べていきたい。 |