2005年11月2日(水)
               〜  成長の3段階 〜
               
                                              西山 昭彦
 9年かかる

サラリーマンがプロになるには9年かかる」が、私の持論である。まず最初の3年間を3つに分けて考える。ある特定の分野の仕事に従事した場合、一人前を目指す修行の段階が1年ある。

 2年目で1人前になって、人と対等にできるようになる。3年目にはプラスアルファをオンして、自分の仕事で何か創造的な価値を生む。社内でその仕事について、そこそこになるのに3年かかる。

 自分の目標を社内のトップにおくと、悲劇が起こる。山一証券のように会社そのものが崩壊した場合に、会社の特定の分野でトップレベルであっても、それ自身では就職先がない場合がある。必要なのは業界レベルでトップクラスのクオリティーを持つかどうかである。

  すると、2段階目の4年目から6年目は、業界でのプラスアルファをめざす段階である。その仕事について業界で認められ、他社からアドバイスを求められるレベルを達成する。外部セミナーで講演したり、業界紙に論文を書いたりという状態である。

  そして、3段階の7年目から9年目は業界を越えて、社会において自分のスキルを発揮できるようになることである。

 これが、3年を1単位とした9年の成長の3段階である。


2005年11月9日(水)
                     〜真のプロとは〜
               
                                              西山 昭彦
 
 通常のビジネスマンがめざしているのは自分の仕事であるレベルを達成し、それで会社に貢献しようということである。つまり実務のプロがめざされている。

が、実務のプロになるだけではなく、更に分析のプロも兼ね備えれば、最強になることができる。

 企業からビジネスマンに求められているのは、仕事のプロとして実績を上げることに尽きる。それには、自分の仕事の中から現実のテーマをとりあげ、他の人がやれないような独自の分析をとりいれ、より成果が高まる方法を組織的に実行する事である。

 言い換えれば、分析が弱いけど、それをがんばりや努力でカバーするタイプでもなければ、分析は強いがそれを組織内で実行できないタイプでもない。

  多くの経営コンサルタントは人の会社の経営分析をして答えがわかるけれど、自分で経営はできない場合が多い。その人には実行力はないからだ。 つまりなかなかこの二つは両立が難しいが、だからこそ、それを一人で両方できれば、真のプロになれる。